838会 東マレーシア移動日記 838会 結成25周年記念

                    2005.09.15(木)〜19(月)

838会は、1980年11月23日に会員4名から発足しました。今年2005年11月23日で、25周年目を迎え、会員11名になりました。その間、数多くの国内移動と海外移動は、1994年にハワイ、1996年に香港・マカオ、2000年にサイパンに行ってきました。また、現メンバー11人の内、5人は、最近、退職したので、退職記念も兼ねて、838会 結成25周年イベントのひとつとして、海外移動をしようか?と意見が持ち上がり、4月19日から計画スタートしました。

場所候補としてパラオや東マレーシアレンタルシャック利用で無線運用と観光を兼ねて行こうか?となりました。当初、少し早めに日程を考えていたが、1人のメンバーが会社の組織替えで、都合が悪く参加出来ないという事と、特に参加したいメンバーでもあったので、なるべく多く参加の為、日程を遅くする事にした。場所の選択を色々検討した所、東マレーシアが日程的に有効なので、東マレーシアに決定し、参加メンバーは、退職者4人(Ne,Na,Yu,Amaさん)+2人(Ochiさん,Tu)で9月15日(木)から19日(月)の日程で行く事となった。7月末の夏移動も平行して計画していたので、結構忙しかったが、退職者2人(Ne,Naさん)にも色々協力やアドバイスしてもらったので、だいぶ助かりました。

旅行会社は、‘API’で、レンタルシャックは、パラオと東マレーシアも扱っていますが、航空チケット、ホテルと現地の海外運用の為のアマチュア無線ライセンス取得手配およびオプショナルツアー(North Borneo Railway SLツアー)手配のお手伝いもしてもらいました。他のオプショナルツアーや行動は、現地で決める事とした。諸々の準備と何回かのミーティングを経て8/31に最終意識合わせミーティングを行った。後は、行くだけとなりましたが、行く1週間前は、台風が来ていたが、次の週は、台風も発生しそうもなく、天気も良い予報でした。ここの所、838会も晴れ男になってきた様です。(私は、以前から晴れ男なのですが...)HI HI。

【15日(木)晴れ】新東京国際空港成田第2ターミナル3階Hカウンターに11:00集合時刻としましたが、私は、円から米ドルの両替があるので、さらに早めに10:09に到着。20000円を小額の米ドル(チップなど利用の為)をなるべく多く両替するので、前もって調べておいた銀行にて両替しました。なお、現地、東マレーシアは、円と米ドルが、リンギ(RM)に両替出来ます。残ったリンギは、日本では両替出来ないので、現地で使い切る様にAPIから言われていました。11:00前には、全員集合しました。添乗員は、まったくいないツアーなので(過去の海外移動ほとんどが、そうでした)自分達で、全て手続きしないといけません。ホテルオーナー、スタッフは、英語とマレーシア語で、日本語は、ほとんど通じないという事らしいので、不安がありますが、いつも度胸のあるメンバー(Ochi,Yu,Amaさん)に言葉は、頼りたいと思いますが...。はたして、どんな旅になるのでしょうか?。または、珍道中になるのでしょうか?。

マレーシア航空団体カウンターで航空券を受け取り、搭乗手続き後、機内食もあるとの事なので、軽い昼食を取りました。東マレーシアは、日本より−1時間の時差ですが、その割にフライト時間はかかります。13:30予定より少し遅れて、13:48に成田空港を離陸する。機内食は、皆さん予想より良かったとの感想。東マレーシア‘コタ・キナバル’直行便なので、現地時間17:43には、到着しました。

入国審査と手荷物を受け取り、出口には、すでにホテルのスタッフが出迎えに来ていました。そして、80000円からリンギ(RM1=約29円)に両替してから、LANGKAH SYABAS BEACH RESORT HOTELまで車で、約30分で到着。

繁華街からだいぶ離れた、ヤシの木が生い茂る静かなリゾートホテルと言う感じです。離れのコテージタイプの部屋、プール、ビーチもすぐ見える所にあります。(馬や羊の小屋もあり。犬、猫も放し飼いで、のんびりしています)私達の部屋は、無線室と部屋が一緒の所と、すぐ隣の2部屋です。無線室横にアンテナタワーと約100m離れた1Fホテルフロントと2Fレストラン横の給水タンクの上にルーフタワーがあります。(アンテナは、八木型、ワイヤー型含めHF帯から50MHZまであります)

チェックインして、部屋で落ち着いた後、今後の行動を相談し、明日は、オプショナルツアーなどの市内観光はせず、セントラル・マーケット付近などを見学する事とした。全てホテルの送迎(1ドルチップ、ベットメーキングも同様)で行く事にしました。やはり、ホテルオーナー含めスタッフは、英語でないと通じません。度胸のあるメンバーに頼って何とか通じている様ですが...。まあー何とか、明日の送迎を頼みました。Yuさんは、マレーシア語も印刷したものを常に持ち歩き、ホテルスタッフや現地の人にマレーシア語で暇さえあれば、話し掛けて、他のメンバーにも教えてくれます。挨拶中心に、アパ カバル(はじめまして/元気ですか)、トゥリマ カシ(ありがとう)、サマサマ(どういたしまして)、スラマッ パギ(おはようございます)、スラマ プタ(こんばんは)...などなど。現地の言葉を話そうとする努力に感心しました。これでないと言葉は、なかなか覚えられないのでしょうね。

私は、翻訳機、NOVAのCDの本、ガイドブックの会話の参考も、まるで役立てていません。HI HI。

そして、到着宴会(夕食)ですが、メインメニュー含め、何種類かあり選ぶ事が出来ます。[スープ、パン、メインメニュー(チキンカレー、ステーキ、フィッシュなど)、サラダ類、アイスクリームやケーキやフルーツなどデザート類、コーヒーや紅茶など]私は、前日の寝不足(小学校の遠足みたいに、嬉しくて、あるいは、緊張して寝不足なのか?)あり、少し体調不良もあったのと、他も含めて特にチキンカレーは、香辛料が強いせいか、あまり食べられませんでした。(海外は、いつも量が多くてビックリ)まー、それも体調不良のせいでしょう。

それから気がついた事は、レストランは、窓ガラスもなくオープン状態で風も良く通り、大きな天井のファンが、回っているせいか、蚊や虫もほとんどきません。ただ、灯りの照らされた屋根の軒下脇には、イモリ?が結構いて、虫退治をしてくれている様です。気温もさほど、暑く感じません。

また、ホテルのスタッフは、若い男の子と女の子が多く、私達は、土足なのに、スタッフは、裸足(女の子だけだったか?)です。不思議?に思えましたが、何か理由があるのでしょうか?。若いスタッフは、私達に英語で何かをしゃべって、それに対し「日本語では、何としゃべるのか?」と、よく聞いてきます。英語が分からないので、何と言ってよいか分からないものもあります。分かる時は、答えますが、最初から英語と日本語を両方言う様にしました。ホテルオーナーと奥さん、スタッフ全員とても印象が良く家族的な雰囲気を感じました。

食事後、早速、無線運用を行いました。行く前に日本で、コンディションを確認していた状況では、あまり期待していませんでしたが、いざ、ワッチしてみると14MHZでヨーロッパが大変強力に入感しています。23:11から始めたので、フランス(F)とハンガリー(HA)2局のみQS0で就寝しました。明日は、セントラル・マーケット付近を見学します。

【16日(金)晴れ】朝04:00頃?、隣の部屋のYuさんが、「鶏の鳴き声で起こされた」と、私達の無線の部屋にも来て叩き起こしにきました。いつも元気なYuさん、無線も聞いていた様ですがQSOはやっていなかった様?です。もう1つの部屋のメンバー2人も朝早くからホテルの付近を散歩していた様です。私も同じ部屋のAmaさんも、まだ、眠いので、再び少し寝ました。

07:00頃から朝食がとれますが、バイキング方式です。たくさんのメニューは、ありませんが、夕食のボリュームでカロリー取り過ぎなので、かえっていいと思います。食パンと4種類位の料理と各種飲み物、フルーツ類も自分達でカットして、やはり新鮮で美味しいですね。海外ですから、通常ミネラルウォーターを買って飲んでいます。部屋の水道水やトイレの水は、まれに、茶色い水が出ますので、注意が必要の様です。水の色に注意して沸かせば大丈夫ですから、コーヒーは、沸かして飲みました。最初は、歯磨きも気になって、磨いた後、ミネラルウォーターで、口をゆすぎました。その後、別に気にもしませんでした。今の所、全員お腹も何ともなく大丈夫です。(生野菜バリバリ食べても)APIから聞いたサラダなどに注意は、屋台などや小さい店が要注意だと思います。

食事後、ホテルの送迎でセントラル・マーケットへ向かいました。名前の通り、コタ・キナバルの中心部にあり、南シナ海に面する市場で1階は魚介類や野菜、果物が並べてあり、日本の上野アメ横みたいな所で、特にカレーの匂いにもあった独特な強烈な匂いと言う感じが漂っています。2Fは、屋台街で私達には、ちょっと経ち打ち出来ない感じです。東マレーシアは、日本人の観光客は、ほとんど見かけませんでした。ここは、色々な人種と宗教もある様ですが、ほとんどが、イスラム教徒で、1980年の調査でも53%との事である。ホテルの近くでも、夜に、コーラン?のお祈りが、よく聞こえてきました。

昼食をとりたいのですが、食事出来る所は、バイキング形式が多く、こういったものも屋台の内にはいるのでしょうか?。入りずらいので、ホテルなどのレストランを探しました。また、今回、不参加のメンバーにTシャツのお土産を早めに買っておきました。昼食は、さほど遠くないハイアット・リージェンシーホテル内のレストランで、とる事にしました。中華料理ですが、色々食べて、飲んで、1人当たり1700円位相当でした。ちなみに、日本の物価の1/3位ですが、それよりも、物により安い感じします。

昼食後、フィリピーノ・マーケットを見学。山型の屋根が連なったフィリッピン人の店が集まり、ここも上野アメ横の様な所狭い所にフィリッピン製の服や手工芸、野菜、フルーツも揃っている。Ochiさんのお勧めで経験の為にそのままずばりの‘ヤシの実’ジュースをストローで、飲みました。6人で、ヤシの実2個は、とても飲みきれませんでした。(ヤシの実裏側の半透明色の固まったものもスプーンで食べられるとの事)Ochiさんは、以前1人で飲んでお腹を壊したとの事。「1人で飲みすぎたのではないの?。脂肪分が原因?」と言ったら。「いや、そうでなく何かのせいでと思う...」ちょっと心配になりましたが、皆さん大丈夫でした。

食事後、迎えの車が来るまで時間があるので、更に街をぶらつきましたが、暑くて喉が渇いたので、バイキング方式の所で飲み物だけ注文しました。店の係りの人が、飲み物だけでガッカリした顔になるのが分かりました。(ペプシコーラ1本55円位です)

朝、送迎してもらったバス停で、15:00待ち合わせした所で、待っていて分かりましたが、ミニバスステーションと言って、ワゴンタイプの車に‘MINI BUS’と書かれた車が、ひっきりなしに来て、市民の交通の足になっている様です。また、クラクションも皆、頻繁に鳴らして、早く行け!と合図していると思いましたが、どうも、もっと乗ってくれ!の意味の様です。日本で言うなるべく多く乗せる相乗りタクシーと同じ様なものでしょうか?。また、このバスの係りなのでしょうか?外で若い人が、何か同じ事を怒鳴っています。客寄せの為なのでしょうか?。

ホテルに戻り夕食まで、17:16〜18:45の間、7MHZ CWにて無線運用しました。日本が良く聞こえていて、日本を中心に他のアジア、アメリカなど、たちまち59局QSO出来ました。夕食は、パターンを変えたメニューですので、省きます。(相変わらずボリュームたっぷりです)

23:39から無線運用再開。14MHZ CWでヨーロッパが強力に大オープン、パイルアップで、なかなかやめられないくらいです。明日は、SLツアーなので01:35で閉局しましたが、多数に呼ばれてやめるのが、申し訳ないくらいです。[何度もSRI CL(御免なさい 閉局)を打ちました]...でも、パイルアップはまりますね。HI HI。日本3局、ヨーロッパ83局のQSOでした。


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