【17日(土)晴れ】朝食をとった後、オプショナルツアー(North Borneo Railway SLツアー)の為、ホテル前08:45集合し、送迎にて、Amaさんのみ留守番(無線運用)を残して、オプショナルツアー(North Borneo Railway SLツアー)に向かう。さすがに、人気があるせいか?、私達の同じホテルに泊まっている、83歳のオーストラリア人も参加です。(私達は、話し好きな、おじいちゃんと言っています)おじいちゃんグループの2人も同じツアー参加です。駅に到着すると、他に日本人も結構参加する様です。クアラルンプールの方からも来ているのでしょうか?。

このSLツアーは、ボルネオ島北西部に位置する東マレーシア唯一のサバ州鉄道。2002年2月、イギリス植民地時代に物資を運ぶ為に造られた蒸気機関車(石炭でなく薪で走る)が、30年以上の歳月を経て観光用に復活。毎週、水曜日と土曜日に運行している。タンジュン・アル駅〜バーバル駅間約33Kmを途中下車見学と昼食付きで、10:00にスタートして13:45到着の往復を、のんびり走ります。乗務スタッフは、昔の制服姿で迎えてくれます。

実際は、10:06に遅れてスタートしました。通常ディーゼル気動車も走りますが、さほど本数がないせいか、レールは、赤錆ています。街の中の一般道路も貫きますが、踏み切りはまったくなかった様です。住宅街を抜けて、所々に水上生活(手作りという感じ)している住宅も見受けられたが、多くの地元の子供達が、家から出てきて笑顔で声を出しながら大きく手を振って見送ってくれます。私達も、それに応えて大きく手を振りましたが、近親間が沸いてきて感動でもありました。

のどかな田園地帯や農村地帯を経て10:42キナバルタウン駅到着。下車して、近くの色彩豊な寺院を見学しましたが、私は、帰り際スコールにぶつかり結構濡れてしまいました。この為、皆さん、ショップに行かず、列車に直行です。

11:07に終点のバーバル駅に向かいましたが、途中、ジャングル地帯やマングローブの森や湿地帯を通りますが、時々、すぐ近くで、釣りをしている人も見受けられます。陸地と湿地帯の境がよく分からなく、まるで湿地帯にレールが敷かれている様な不思議な感じしました。11:51終点のバーバル駅到着。

下車して近くの市場を見学しますが、私とYuさんは、市場散策してきましたが、他のメンバーは、陸橋の上から機関車の入れ替え(大変ゆっくり回るターンテーブル)や水の補給などの様子を、見学していた様です。陸橋の上には、連絡用だと思いますが、短波帯のダイポールアンテナがあり、駅内には、短波無線機(外国製の様です)のノイズの音が聞こえてしました。乗務員のハンディトランシーバーは、モトローラ製を使用していました。

帰りの準備は、だいぶかかり12:40に出発しましたが、すでにテーブルにはランチの準備がされていて、丸い金属の三段重ねのお弁当が運ばれます。メニューは、マレー料理やサラダやフルーツなどで結構美味しかったです。

キナバルタウン駅に戻り、ディーゼル気動車と入れ替え待ち合わせの為か?だいぶ長く停車していました。キナバルタウン14:17にやっと出発しました。社内アナウンスで謝っているのは、分かりましたが、海外は、当たり前なのでしょうね。私は、「日本は、秒を争うから事故が起きる」と言いました。

13:45到着予定が、だいぶ遅れて15:20にタンジュン・アル駅に戻りました。ホテルの送迎の人も当たり前の様に、何も気にしていません。こういう事は、ざらにあるのでしょうね。

夕食は、いつも皆さんしっかり食べています。明日は、お土産買いに、ワワサン・プラザに行く予定です。私は、色々(会計など)と忙しかったので、今日の無線運用は、7MHZ CWで日本1局、10MHZでヨーロッパ3局QSOして就寝しました。ちなみに、昼間帯にAmaさん無線仲間のMaki(千葉県野田市)さん、私の会社のHor(千葉県花見川)さんと快適にQSO出来たとの事です。今回、スケジュール時間や周波数決めといて良かったです。

【18日(日)晴れ】あっという間に現地最後の日になりました。朝食とった後、出かけるまで、Amaさんが、21MHZ SSBで日本が良く入っているので、私に交代しようと...。私は、普段CWが主にやっているので、SSBでは慣れていないので、パニックになりそうなので、ちょっと敬遠していましたが、まー、やる事にしました。最初、やはり、うまく舌が回りませんでしたが、その内、少し慣れてきました。08:58〜09:49まで33局QSO出来ました。無線仲間Makiさんからも突然呼ばれ、また、モービル局、QRP(0.5W OUT)局などパイルアップでQSO出来ました。最後、韓国2局から呼ばれ慣れない英語でQSO、ちょっと焦りましたね。Amaのさんの、時には、ロシア語etcが混ざる、どっしりとかまえた電話によるQSOには感心します。私も少し勉強しましょうか?。

10:00頃、ホテルの送迎で‘ワワサン・プラザ’に向かおうとしたが、送迎の人は、「Wawasan Plaza No Good.Sunday Market Good」と、‘サンデーマーケット’の方が良いとの事で、そちらに向かいました。日曜日だけのマーケットですし、たぶん、写真撮るのに良いと思ったからでしょう。やはり、観光的に見て良かったですが、お土産には良さそうなものはありませんでした。

ここから歩いて、大きいショッピング‘センター・ポイント’も下見し、お土産も売っていましたが、一応、‘ワワサン・プラザ’にも行ってみました。ここは、お土産になりそうなものは、ありませんでした。再び‘センター・ポイント’に戻って、先ほどのお土産屋で、他の無線仲間の、お土産に紅茶(有名な国産ブランド‘ボー・ティー’はありませんでした)を購入。各自、マレーシアの代表的工芸品‘ピューター’(スズ製品)のビールジョッキ(私除いて)や一輪差しなど、その他、お土産を購入しました。

昼食は、ホテルの送迎待ち合わせ場所近くにホテルなどのレストランも見当たらないので、始めてバイキング形式(カレーが主)の食事をとりました。メニューは、マレー語らしく、まったく分かりません。ライスは、店の人が、よそってくれますが、後は、自分達で適当によそいます。私が食べたカレーは、鯖が入っていましたが、さほど食べずらくはありませんでした。

15:00頃、ホテルの送迎で、ホテルに戻りました。

ホテルの最後の夕食は、私除いて皆さん、お土産として買ったスズのジョッキで、私はホテルのジョッキで打上げ乾杯です。(ちょっとハプニング?がありましたが、あえてここでは書かない事とします)HI HI。チェックアウトまで時間があるので、皆さん無線運用したり、休んだりしました。私は、会計整理と清算などで忙しかったです。(リンギ、ドル、円で入り乱れています)4日間の飲み物etcなどホテル清算は、約192ドルでした。円で計算すると1日当たり5280円、1人当たり880円位で安いですね。

22:00頃、ホテルを出ましたが、帰り際、私は、「まだ、帰りたくないね」Amaさんは、「また、すぐに来たいね」と言葉が出ました。メンバー全員の感想として、海外それぞれ印象があるが、特に、今回の東マレーシアは、1番良かった感じという事でした。また、Ochiさんは、「何?周年記念の旅と限らず、行ける時に行った方がいいね」という意見も出ていました。行く前の体調トラブルもあったからでしよう。私は、「ここに来て体調良くなったのでは?」と聞いたら。本人は、「本当に体調良くなった」との事。私も「動けなくなったらおしまいだからねー」と...。言いました。

Amaさんは、「無線運用だけの海外旅行もいいね」「ハマッタね」などなど...。

空港で、ちょっと、セキュリティチェック時、他国人のトラブルで警察も出てきました。これが原因か?少し遅れた様ですが、コタ・キナバル20分遅れの00:50離陸して夜中の機内食をとり、無事、成田空港に日本時間06:50着陸。

喫茶にて打上げミーティングで簡単な反省会と、もう1つの838会 結成25周年記念イベントとして、‘つくば’にて、昼会食と筑波山移動をやる方向で意識統一しました。

今回は、とにかく、皆さん体調も崩さず、かえって良くなるなど、楽しくて充実もある東マレーシア移動でした。(また、行きたくなりました)

                           TSURU

                           2005/09/24


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